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「僕は友達が少ない」第2巻 感想 [ラノベ感想 僕は友達が少ない]

「僕は友達が少ない」第2巻の感想です。
ネタバレ感想については、隠してあります。

僕は友達が少ない 2 (MF文庫J) 僕は友達が少ない 第2巻
著:平坂読
画:ブリキ
出版:メディアファクトリー
ブランド:MF文庫J




平坂読さんと、ブリキさんのコンビで送るこの「はがない」。
「残念系ラブコメ」(勝手に命名)のライトノベルです。
第2巻に入り、ラブ成分が若干大目になり、ロリ成分が大量投入されています。

見た目がヤンキーな上、消極的な性格が災いして友達がいない羽瀬川小鷹。

見た目美少女なのに常時不機嫌オーラを出している為、周りから敬遠されており友達がいない三日月夜空。

こちらも美少女で常に男の下僕を従えていますが、その点を同性から疎まれていること、また性格にも難があるので友達がいない柏崎星奈(せな)。

男なのに見た目が可憐な美少女な為、周りがどう扱っていいか戸惑ってしまっており、友達がいない楠幸村。

はなはだ残念な人間が、友達を作る為に創設した「隣人部」の活動を通して、更なる残念な結果を導き出しています。

第2巻では、ここに第1巻のプロローグで登場していた高山マリア、志熊理科、そして第1巻で神イラストを披露していた小鷹の妹・羽瀬川小鳩が正式に隣人部に参戦してきます。

見ただけでなく実年齢10歳という幼女ながら、頭脳明晰な為シスターにして先生をしているはずが、実際には人の言う事をすぐに信じすぎるお馬鹿な高山マリア。

天才科学少女にして、ロボット萌えの腐女子であり、ナチュラルセクハラをふりまく残念な後輩・志熊理科。

そして、小鷹の妹で金髪碧眼の美少女ながら、アニメに影響され厨二病発言を連発する、結構重度なブラコンである羽瀬川小鳩。
普段の痛い台詞と、焦った時などに出る、方言混じりの照れた台詞のギャップに萌えます。

改めて登場人物を眺めているだけで、なんとなく楽しそうな雰囲気が伝わってきます。

話は第1巻や「ラノベ部」と同様に、ライトノベルでは珍しいと思われるちょっと長めの連作ショートショートといった趣です。
こういった形式って、色々なネタを盛り込む必要があるので作者は大変だと思いますが、読み手としては非常に楽しめますね。

好きな話は「妹」。
もちろん、小鳩メインだから…、というのもありますが(オイ)、これでようやく、正式に部員全員が揃った記念すべきお話でもあります。
大事なポイントは、小鳩の寝起きイラストは神だということです。

とにかくテンポ良く進む、なんとも読みやすいラノベに仕上がっています。
小鷹のハーレム状態がこれからどこまで突き進むのか、楽しみで仕方がありません。



はい、ネタバレ感想です。

平坂先生は、女の子に「うんこ」と言わせるのが殊の外お好きなようです。

今回も全12編という豪華な「はがない」。
どこを読んでもしっかりと笑える、とても楽しいラノベです。
今回は小鳩がいっぱい登場して嬉しかったなー。
「妹」の中で小鳩がつぶやく「……あんちゃんは、うちのあんちゃんなんじゃ……」のは悶え死にました。

電車の中で…。

危険だ、このラノベは…。
危険なのはおまえじゃーってツッコミが聞こえそうですが、華麗にスルーしておきます。

「リレー小説」は、「ラノベ部」でも定番のネタでしたが、「はがない」でも登場。
さすがにラノベ部と違って定番ネタにはならないですかね?
作中でラノベ部のパロディ「ブンゲー部」が登場していますが、「蘇我富美佳」には笑わせてもらいました。
相変わらず、レイプネタが好きなのは仕様でしょうか?

最後の「残念会」では、どうも星奈は夜空が小鷹に好意を抱いていることに気がついた模様。
次回第3巻は夏休み編となりそうですが、この辺が本編にどのような影響を与えてくるか気になりますね。
小鷹が星奈宅にお泊り、みたいなイベント起こらないかな~。

なお、繰り返しになりますが今回の神イラストは155ページ。
寝起きの小鳩です。
ブリキさんの描く小鳩は本当に可愛いッス。

早く第3巻で、美少女たちの浴衣姿やら水着姿を堪能したいですね。
次回の神イラストは、誰のどんなシーンでしょう?
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